鳥居

門・入口

鳥居とりい

神社の入り口に立つ門。神域と俗世を分ける境界。

鳥居は神社の象徴であり、神域と人間の住む世界を隔てる門としての役割を担う。その起源には諸説あるが、天照大神が天岩戸に隠れた際、鶏(常世の長鳴鶏)を止まらせた木が由来という神話的な説や、インドや中国の門がルーツとする説などがある。

鳥居の形状には「神明鳥居」「明神鳥居」の二大系統があり、そこからさらに数十種類の様式に分かれる。神明系は直線的でシンプルな造り、明神系は柱が内側に傾斜し、上部の笠木が反り返った華やかな形が特徴である。素材も木・石・金属・コンクリートと多岐にわたる。京都・伏見稲荷大社の「千本鳥居」は約1万基もの朱塗り鳥居が連なり、世界的な観光名所として知られている。