
拝礼の場
鰐口
お寺の拝殿に吊るされた平たい金属製の鐘。紐を引いて鳴らす(神社の鈴に相当)。
鰐口はお寺の拝所に吊るされた平たい円盤状の金属製の鳴らし物で、前面に横一文字の割れ目がある姿がワニの口に似ていることからこの名がついた。神社の鈴に相当する寺院側の参拝道具であり、吊るされた紐や布を振って打ち鳴らす。
鰐口は鎌倉時代から室町時代にかけて広く普及したとされ、銅や青銅で鋳造される。神社では鈴の澄んだ高音が響くのに対し、鰐口はゴーンという重厚で低い音を出すのが特徴である。神仏習合の時代には神社にも鰐口が掛けられることがあり、現在でもその名残として鰐口が残る神社が一部に存在する。参拝先が神社かお寺かは、鈴と鰐口のどちらが掛かっているかで見分けるヒントにもなる。
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拝殿
参拝者が拝礼をするための建物。本殿の手前に位置する。
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本殿
御神体を安置する最も神聖な建物。通常は拝殿の奥にある。
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幣殿
拝殿と本殿を繋ぐ建物。幣帛(お供え物)を捧げる場所。
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本堂
寺院において御本尊を安置する中心的な建物。金堂・仏殿とも。
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御本尊
お寺の本堂に祀られる信仰の中心となる仏像や仏。
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賽銭
神仏への感謝や祈願の印として捧げるお金。
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賽銭箱
賽銭を納める木製の箱。拝殿前に置かれる。
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鈴
拝殿前に吊るされた大きな鈴。鳴らして神様に参拝を知らせる。
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鈴緒
拝殿の鈴を鳴らすための太い紐。麻縄や綿縄が使われる。
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鰐口
お寺の拝殿に吊るされた平たい金属製の鐘。紐を引いて鳴らす(神社の鈴に相当)。
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二拝二拍手一拝
神社参拝の基本作法。深いお辞儀2回・柏手2回・お辞儀1回の順で行う。
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柏手
神社参拝で両手を打ち合わせる動作。二拝二拍手一拝の「拍手」にあたる。
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合掌
両手を胸の前で合わせるお寺の拝礼作法。拍手はしない。
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焼香
寺院で香を焚いて仏・故人を供養・礼拝すること。
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線香
寺院の仏前に供える香。煙で場を清める意味もある。
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香炉
お寺の入口付近に置かれる香を焚く器。煙を体に浴びて身を清める。