
参拝前・道中
門前町
神社・寺院の参道周辺に発展した商業の町。
門前町は神社や寺院の参道沿いに発展した町のことで、参拝客を相手にした宿屋・茶屋・土産物店などが軒を連ねて形成された。日本各地に「門前」の地名が残っているのは、かつてそこに信仰の拠点があった証である。
門前町の代表例としては、長野・善光寺の門前町や、三重・伊勢神宮の「おはらい町」「おかげ横丁」などがある。伊勢のおかげ横丁は江戸時代の町並みを再現しており、赤福餅や伊勢うどんなど名物グルメも多い。こうした門前町は、信仰と商業と観光が自然に融合した日本独自のまちづくりの原型ともいえる。現代のショッピングモールの先駆けといっても過言ではない。