鐘楼

境内の建物

鐘楼しょうろう

お寺の梵鐘を吊るした建物。

鐘楼はお寺の梵鐘を吊るすために建てられた建物で、「鐘楼堂(しょうろうどう)」「鐘つき堂」とも呼ばれる。朝夕の勤行の時刻を知らせるほか、年末の除夜の鐘では参拝者が実際に鐘をつく風習が全国的に行われている。

除夜の鐘を108回つくのは、仏教で説かれる人間の煩悩の数が108であることに由来し、一つ一つの鐘の音で煩悩を払うとされる。ただし108回の内訳には諸説あり、「四苦八苦(4×9+8×9=108)」という語呂合わせの解釈もある。近年は近隣住民への騒音配慮から、除夜の鐘を昼間に行う「除夕の鐘」や、回数を減らす寺院も増えている。京都・知恩院の梵鐘は日本三大梵鐘の一つで、重さ約70トン、つき棒は17人がかりで操作するダイナミックな光景が大晦日の風物詩となっている。