
信仰・概念
神使
神様の使いとされる動物(稲荷神社=狐、春日大社=鹿など)。
神使は神様の使いとされる動物のことで、「しんし」または「つかわしめ」と読む。神社ごとに特定の動物が神使とされており、稲荷神社の狐、天満宮の牛、春日大社の鹿、日吉大社の猿、弁財天の蛇などが代表的である。神使は神の意志を伝える聖なる存在として崇められている。
狐が稲荷神社の神使となったのは、穀物の神である稲荷神と狐の関係に由来するとされる。狐の尻尾が稲穂に似ていること、また狐が田畑のネズミを捕ることから、稲作の守り神の使いとみなされるようになった。奈良公園の鹿は春日大社の神使として手厚く保護されており、国の天然記念物に指定されている。神使の種類に注目しながら神社を巡ると、祭神との関係や地域の自然環境が見えてくる面白さがある。
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神道
日本固有の多神教的な民族信仰。
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仏教
インド発祥で日本に伝わった宗教。寺院で信仰される。
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神仏習合
神道と仏教が融合した日本独自の信仰形態。
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氏神
その土地や一族を守護する神様。
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産土神
生まれた土地を守る神様。
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祭神
神社に祀られている神様。
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御神体
神様が宿る依代(鏡・剣・玉・山などが多い)。
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御利益
神仏から授かる恩恵や加護(縁結び・合格祈願など)。
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八百万の神
自然界のあらゆるものに神が宿るという概念。
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合祀
複数の神様を一つの社にまとめて祀ること。
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崇敬者
地縁に関わらず特定の神社を深く信仰する人。
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権現
仏が神の姿を借りて現れたものという神仏習合の概念。
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神使
神様の使いとされる動物(稲荷神社=狐、春日大社=鹿など)。
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鎮守
特定の土地や集落を守護する神様。地域の氏神に近い概念。
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分霊
神社の祭神の霊を分けて別の社に祀ること。また分けた霊そのもの。
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奉納
神仏に物品・絵画・芸能などを捧げること。燈籠や絵馬に記されている。
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縁起
神社・寺院の由来や歴史。また「縁起がいい」のように吉凶の兆しの意でも使う。
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厄年
災いが多いとされる年齢。男性は42歳・女性は33歳が本厄とされる。
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霊験
神仏の不思議な力・ご加護が現れること。「霊験あらたか」と使う。