祝詞

神事・年中行事

祝詞のりと

神職が神様に奏上する言葉・祈りの文章。

祝詞は神職が神様に奏上する祈りの言葉で、古来の大和言葉を基調とした独特の文体で書かれている。祝詞は声に出して奏上することに意味があり、言葉そのものに霊力が宿るという「言霊(ことだま)」の思想に基づいている。神事の内容や目的に応じて異なる祝詞が用いられる。

最も有名な祝詞は「大祓詞(おおはらえのことば)」で、大祓の神事で奏上される約900文字の祝詞である。また「天津祝詞(あまつのりと)」は「祓い給へ清め給へ」で知られる短い祝詞で、日常の参拝でも唱えられる。祝詞の文体は現代語とはかけ離れた古語だが、その荘厳な響きは日本語の美しさを凝縮したものであり、意味がわからなくても、耳にするだけで厳粛な気持ちにさせてくれる力がある。