石段

境内の建物

石段いしだん

参道や境内に設けられた石造りの階段。

石段は参道や境内に設けられた石造りの階段で、高台にある社殿へ参拝者を導くとともに、一段一段登ることで心を整える修行的な意味合いも持つ。急峻な石段は「この先に神仏がいる」という到達の喜びと厳粛さを演出する効果がある。

日本一の石段として知られるのが香川・金刀比羅宮で、本宮まで785段、奥社まで含めると1,368段に及ぶ。山形・羽黒山の出羽三山神社は2,446段の石段が杉並木の中に続き、国の特別天然記念物に指定されている。四国八十八ヶ所の札所にも急な石段が多く、体力的な試練を乗り越えて参拝することに修行としての価値があるとされてきた。近年はバリアフリーの観点からスロープやエレベーターを併設する神社も増えているが、石段を自分の足で登る達成感は格別である。