百度石

境内の建物

百度石ひゃくどいし

お百度参りの起点となる石柱。境内の入口付近に立つ。

百度石はお百度参りの起点となる石柱で、境内の入口付近や拝殿に向かう参道の途中に立てられている。参拝者はこの百度石と拝殿の間を100回往復し、その都度祈願を繰り返すことで、強い願いを神仏に届けるとされている。

お百度参りは古くから病気平癒や子授けなど、切実な願いを込めて行われてきた。100回の往復は決して楽ではなく、その労苦を厭わない真剣さが神仏に伝わると信じられている。回数を数えるために小石やこよりを100個用意し、一往復ごとに一つずつ置いていく方法が一般的である。現在でも早朝や深夜にお百度参りをする人の姿が見られ、信仰の原初的な力強さを感じさせる光景である。