産土神

信仰・概念

産土神うぶすながみ

生まれた土地を守る神様。

産土神は自分が生まれた土地を守る神様で、生涯にわたって一人の人間を守護し続けるとされる。「産土(うぶすな)」は「産まれた土地の砂」が語源ともいわれ、出生地と不可分の関係にある神である。氏神が現在住んでいる土地の神であるのに対し、産土神は生まれた土地の神であるという違いがある。

赤ちゃんが生後一ヶ月頃に行う「お宮参り」は、産土神に誕生の報告と健やかな成長を祈願する行事である。たとえ引越して遠くに住んでいても、産土神との縁は生涯切れないと考えられている。実際には氏神と産土神は混同されることが多いが、厳密に区別する場合は、生まれた土地の神社が産土神社、現在の住所の神社が氏神神社ということになる。