本殿

拝礼の場

本殿ほんでん

御神体を安置する最も神聖な建物。通常は拝殿の奥にある。

本殿は御神体を安置する最も神聖な建物で、神社建築の核心にあたる。一般の参拝者は立ち入ることができず、通常は拝殿越しに本殿に向かって拝礼する。本殿の建築様式は「神明造」「大社造」「住吉造」「春日造」「流造」「八幡造」など多岐にわたり、それぞれの様式が祭神や地域の特色を反映している。

最も古い様式とされるのが伊勢神宮の「神明造」と出雲大社の「大社造」で、いずれも高床式倉庫から発展した原初的な建築とされる。出雲大社の本殿は現在でも高さ約24メートルと巨大だが、古代にはさらに高く、48メートル(16丈)もあったという伝承がある。2000年に境内から発掘された巨大な柱の遺構がこの伝承を裏付けるものとして注目を集めた。