手水舎

心身を清める

手水舎てみずや・ちょうずや

参拝前に手や口を清める施設。

手水舎は参拝前に手と口を清めるための施設で、「手水を使う」ことで身も心も清浄にしてから神仏の前に立つという禊(みそぎ)の簡略版にあたる。本来は川や湧水で全身を清める禊が正式な作法だったが、手と口を清めるだけでもその効果が得られるという考えから手水舎が生まれた。

手水の作法は右手で柄杓を持ち、まず左手を清め、次に持ち替えて右手を清め、再度右手に持って左手で口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を清めるという手順が正式とされる。柄杓に直接口をつけるのはマナー違反である。コロナ禍以降は感染予防の観点から柄杓を撤去し、流水式に変更した神社も多い。また、花を浮かべた「花手水」がSNS映えするとして全国に広がり、参拝のきっかけとなる新しい文化も生まれている。