崇敬者

信仰・概念

崇敬者すうけいしゃ

地縁に関わらず特定の神社を深く信仰する人。

崇敬者は地縁に関わらず、特定の神社を深く信仰し支える人のことをいう。氏子がその土地に住む人々を指すのに対し、崇敬者は居住地に関係なく、個人の信仰心によって特定の神社を崇敬する人である。「崇敬会」を設けて崇敬者を組織し、神社の運営や祭祀を支える仕組みを持つ神社も多い。

たとえば明治神宮や伊勢神宮は、氏子の範囲を超えて全国から崇敬者が集まる代表的な神社である。崇敬会に入会すると、特別参拝の案内や神社だよりの送付、お札やお守りの頒布など、さまざまな特典を受けられることが多い。遠方に住んでいても「心のふるさと」として特定の神社を崇敬し、折に触れて参拝するという関係性は、日本人の信仰心の柔軟さを表している。