
神職・寺職・人物
宮司
神社の最高責任者・代表者。
宮司は神社の最高責任者であり、祭祀の執行や神社の運営全般を統括する立場にある。一つの神社に宮司は原則として一人であり、その神社の「顔」ともいえる存在である。伊勢神宮の場合は特に「大宮司」と呼ばれ、かつては皇族や華族が就任していた。
宮司になるには神道の専門教育を受けた上で、神社本庁から階位(浄階・明階・正階・権正階・直階)を授かる必要がある。國學院大學と皇學館大学が神職養成の二大学として知られ、多くの宮司がこの二校の出身である。近年は後継者不足が深刻な問題となっており、全国約8万社の神社のうち、常駐の神職がいない「兼務社」は約半数に上るとされている。