
門・入口
唐門
唐破風(曲線状の屋根)を持つ装飾的な門。
唐門は屋根の前後に「唐破風(からはふ)」と呼ばれる弓なりの曲線を持つ装飾的な門である。その豪華絢爛な造りから、格式の高い建築物の入口として用いられることが多く、神社仏閣だけでなく城郭や御殿にも見られる。「唐」と名が付くが中国由来ではなく、日本独自に発展した建築様式とされている。
最も有名な唐門の一つが日光東照宮のもので、正式には「唐銅鋳抜門」と呼ばれる。全体に精巧な彫刻が施され、白い花崗岩の台座の上に立つ姿は圧巻である。西本願寺の唐門は「日暮門(ひぐらしもん)」の異名を持ち、その美しさに見とれて日が暮れてしまうほどだと讃えられている。