
参拝前・道中
参道
参拝のために設けられた神社・寺院への道。
参道は単なる通路ではなく、俗世から神域へと心を切り替えるための「結界の道」としての意味を持つ。鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめて歩くうちに、自然と気持ちが整えられていくよう設計されている。参道の両脇に灯籠や杉並木が配されるのも、荘厳な雰囲気をつくるための工夫である。
参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道とされるため、参拝者は左右どちらかに寄って歩くのが作法とされる。また、有名な参道は地名にもなっており、東京の「表参道」は明治神宮の参道がそのまま地名として定着した例である。