
参拝前・道中
参拝
神社や寺院に詣でて礼拝すること。
参拝の「参」には「まいる」という訓読みがあり、目上の存在のもとへ出向くという意味を持つ。つまり参拝とは、神仏という尊い存在のもとへ自ら足を運び、敬意をもって礼拝する行為を指す。似た言葉に「参詣」があるが、参詣は「神社仏閣へ赴くこと」そのものに重点があり、参拝は「拝む」動作まで含む点でやや意味が狭い。
現在では神社でもお寺でも区別なく「参拝」と呼ぶのが一般的だが、厳密には神社への参拝を「神拝(しんぱい)」、お寺への参拝を「礼拝(らいはい)」と呼び分けることもある。また、正式参拝(昇殿参拝)では拝殿の中に上がり、神職による祝詞奏上や玉串奉奠を行う。七五三や厄除けなどの祈祷がこれにあたる。
ちなみに、初詣の参拝者数は明治神宮が例年日本一で、三が日だけで約300万人が訪れる。これは一つの街がまるごと動くほどの規模であり、参拝という文化が現代の日本人にも深く根付いていることを物語っている。