
神職・寺職・人物
僧侶
出家して修行する仏教の修行者の総称。
僧侶は出家して仏道を修行する者の総称で、サンスクリット語の「サンガ(僧伽=修行者の集団)」に由来する。本来「僧」は個人ではなく集団を指す言葉だったが、日本では一人の修行者を指す言葉として定着した。僧侶は在家の信者とは異なり、戒律を守り、世俗の生活を離れて仏道に専念することが求められる。
日本の僧侶の特徴として、多くの宗派で妻帯が認められている点がある。これは明治5年(1872年)の太政官布告「肉食妻帯勝手たるべし」により、僧侶の結婚と肉食が公式に許可されたことに始まる。世界の仏教国では僧侶の妻帯は一般的でなく、タイやミャンマーの上座部仏教では厳格な独身生活が守られている。日本の僧侶文化は世界的に見てもユニークな発展を遂げたといえるだろう。