お百度参り

神事・年中行事

お百度参りおひゃくどまいり

百度石を起点に参道を100往復して祈願する作法。

お百度参りは百度石と拝殿の間を100回往復しながら祈願を繰り返す参拝法で、特に強い願いがある時に行われる。病気平癒、子授け、家族の安全など、切実な願いを神仏に届けるための最も熱心な祈願形態の一つである。一度の参拝では伝えきれない思いを、100回の反復によって神仏に届けようとする信仰心の現れである。

正式な作法では裸足で行うとされるが、現代では靴を履いたままでも構わないとする神社がほとんどである。回数を数えるために小石やこよりを使う方法のほか、100本の竹ひごを用意して一往復ごとに置いていく方法もある。他の参拝者に見られないよう、早朝や深夜に行うのが古くからの慣わしとされている。時間にして1〜2時間ほどかかるが、その間ひたすら祈りに集中することで、心が研ぎ澄まされる体験でもある。